【オススメ!】投資初心者が読むべき一冊!!『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』

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今回はこれから、投資を始めようと思っている方、または既に始めている方に、最近読んだオススメの書籍がありますのでご紹介します

ダイヤモンド社発行父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え著者ジェイエルコリンズ

著者は1975年から投資を行っている個人投資家で、転職する中で、収入の範囲内で生活し、借金せず、余剰金を投資に回す生活を続けた結果、気づけば働かなくても暮らせるだけの状態になったそうです

しかし、投資と言ってもパソコンと日々にらめっこする様な、スタイルの投資法ではなく、シンプルな投資法が重要だと本書では書かれています

全てをご紹介するのは大変なので、私が参考になった事を章立てて紹介したいと思います

目次

会社に縛られないお金を作るためには

本書では「会社に縛られないお金を作る」ことの重要性について書かれています

会社以外からの収入があることで、決まった時間に起きたり、働いたりする必要がなくなるため、急に長期間の旅行に行くなど、自由に自分の人生を楽しむ事が出来ます

誰もが、1度は憧れる生活ではないでしょうか?

では、その為に何するべきなのでしょうか?

答えはとてもシンプルです!

稼ぐ範囲で使い、余ったお金を投資し、借金をしないことです

そうすれば、誰でも引退できる可能性が高くなります

具体的に言うと、稼いだ収入内で食費、家賃などをまかない、車、住宅ローンや学生ローンなどを組まない、そして、余ったお金を全て投資に回すという事です

日々の生活費で見直せるところはないでしょうか?

例えば、外食が多い方は自炊してみるとか、家賃が気になる方は物を減らして、少し小さな部屋に引っ越してみてはどうでしょう?

車をお持ちの方は、レンタカー、カーシェアを使ってみたり、住宅の購入を検討されている方は、賃貸を検討するのはいかがでしょうか?

本書では、ローンを組んで発生する利息は人生を不自由にすると強調して書かれています

一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?

次に、なぜ投資をする事でお金持ちになれるのでしょうか?

それは、株式は利回りが高く、今後も成長が見込めるからです

預貯金で得られる利回りは、高い銀行等で0.1%程度で100万円貯金して得られるのは年間たった1000円ですが、株式であれば3〜5%つまり、3〜5万円得られることは珍しくありません

次のチャートをご覧ください

この様に、短期的には激しいチャートにはなっているが、長期的に見ると値上がりしている事がわかると思います

では、具体的にどの様な商品に投資すればいいのでしょうか?

それは、アメリカ株を中心とした投資信託です

具体的には、本書ではバンガード社のVTSAXと書かれています。他にも同じバンガード社の、VT、VTIなどアメリカ株を扱う投資信託はたくさん存在します

VTSAX、VTI、VTなどはインデックスファンドと言われ、S&P500などの有名指標と同じ結果を出す様に、銘柄選定されていて、アメリカの約3700社の株が詰め合わさった投資信託のことです

VTSAXは年平均利回り8.9%なので、100万円投資すると、翌年108万9000円になるということです。VTI、VTもこれに近い結果が出ています

尚且つ、毎年150万円ずつ投資していき、取得した配当金を再投資する事で、複利の効果により更に資産を増やす事が可能になります

そして、これらの商品を長期で積み立てていく事が重要です

なぜなら、上記の表からも分かるように株式は、短期的だと値動きが激しいため、上記の様なリターンが得られないからです

将来形成した資産の取り崩し方にもルールがあり、毎年自分の資産の4%だけ切り崩して、それで生活していく事です

なぜなら、毎年4%資産を切り崩して、生活費に充てても、96%の確率で資産が減らないとの研究結果があるからです

なので、本書では毎年150万円ずつ投資して、将来全資産の4%取り崩して生活する為に必要な総資産額は、3750万円必要となり、年平均11.9%で運用すれば、13年程度で手に入る額となります

※あくまでも、本書内の元となる話は少し前の時期ですので、保証があるわけではありません※

しかし、取り崩し率を少なくしたり、年利回り率を下げて、投資期間を伸ばせば不可能では無いと思いました

正直、極端な例ではあるが、これらによって「会社に縛られないお金」を作る事が可能です

資産形成に必要な3つの道具

それでは、資産形成には何が必要になるかというと、以下の3つです

  1. 株式(インデックスファンド)
  2. 債券
  3. 現金

1つ目は前章で紹介しましたVTSAX、VTI、VTなどのインデックスファンドで、長期的に見れば高い利回りが期待できる上、運用に必要なコストが非常に低いのが特徴です。そして、これらは売らずに保有し続ける必要があります

なぜかというと、売買により利益を受けるには、①現在の値段より高く売って、次は②安く買うという2度の成功をし続ける必要があるからです

株式の相場は、誰にも予想出来ないのは明らかとされているので、過去のデータに基づいて、愚直に買い続けるのがインデックスファンドの鉄則です

2つ目の債券とは、簡単に説明すると、国や企業が投資家から資金を借り入れた時に、発行される有価証券で、期限が設定されていて、満期になると債券を購入した費用と利子が受け取れる投資法です

債券を購入する理由は、株式の値動きとは反対の動きをするので、株式が大幅下落しても、債券が値上がりするので、損益をマイルドにする役割があります

3つ目の現金は、生活費や緊急時に備えて、最低限準備しておきましょう

2つのポートフォリオ

最後に、これら3つの道具をどれくらいの割合で持つべきかを紹介します

ポートフォリオとは、3つの道具をどれくらいの割合で持つかの一覧表みたいなものです

本書では。。

  1. 「資産を積み上げるポートフォリオ」
  2. 「資産を維持するポートフォリオ」

が必要だと書かれています

1つ目のポートフォリオは、収入の範囲で生活して、余剰資金全てをインデックスファンドに100%投資する事です。短期的には、激しい値動きがあるものの、長期的には上昇傾向にあるので、無闇に売買せずに保有し続けましょう

しかし、そうは言っても値動きが気になってしまう方もいるのは仕方のない事です

そんな方にオススメなのが、2つ目の「資産を維持するポートフォリオ」です

これは、インデックスファンド75%、債券20%、現金5%に資産を振り分けます

債券がある事で、インデックスファンドの値下がりをマイルドにして、少額ではあるが利子にの利益を得る事が出来ます

ポートフォリオに正解はなく、投資する方の資産状況や性格によって割合が変化すると思います

父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え

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