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一般の方にはあまり共感されにくいですが、電車の運転士であれば一度は『仕事中のトイレ』について悩まれたことがあると思います!
今回は『新幹線運転士のトイレ事情』について紹介します!
※少々汚い話になりますのでご了承下さい。。
乗務中のトイレについて
運転中は当然ですが、運転席から離れてトイレに行くことは絶対にやってはいけません!
正当な理由なく、運転席を離れることは新幹線の運転免許のルールが書いてある『動力車操縦者運転免許に関する省令』の『免許の取り消し基準』にしっかりと明記されています!

どうしても、トイレに行きたい時は。。
やむをえず、運転中にトイレに行きたくなったときは、運行管理している『指令所』に連絡し、列車を停止させてからトイレに行くことになります

ですが、運転士の心理的に、列車を遅せることも気になりますし、新幹線が開業してから、過去に一度も『トイレが原因』による遅延が起こっていないことから『自分が一番最初になりたくない!』という気持ちで我慢することが多いです。。
いくら生理現象とはいえ、運転中に列車を停止させると『遅延の原因』となり、お客様にご迷惑をかけることになるので、出来る限り避けなければいけません!
まずは、予防が一番大事!
運転中にトイレに行かなくてもいいように、勤務中であってもトイレに行きたくなるような『食べ物』や『飲み物』を摂り過ぎないように気を付けておかなければいけません!
- スパイスなどを使った刺激のある料理
- 刺身などの生もの
- コーヒーや水分の過剰摂取
勤務中の食事に関しては、会社としてルール化まではされていませんが、乗務員間でなんとなく『暗黙のルール』のようなものが存在します
出先で食事する時は、ついつい地方の美味しい店に行きたくなるのですが、上記のような料理を避けています。。
これさえあれば大丈夫!オススメのトイレグッズ
もしもの時に備えて、運転士が乗務カバンに入れている『トイレグッズ』を紹介したいと思います!
正露丸
勤務中は風邪薬や花粉症の薬、持病であっても『眠くなる成分』が入っている薬は、絶対に服用してはいけません!
もちろん、腹痛薬であっても同様です!
他の腹痛薬は、基本的に眠くなる成分は入っていませんが、使用上の注意書きに『服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください』と書いてあるので服用することが出来ません!
ですが『正露丸』にはこの記載がありませんので、安心して使うことが出来ます!
携帯トイレ
まだ一度も使っていませんが、『携帯トイレ』は緊急事態に備えて持ち歩いています!
空のペットボトルと凝固剤
泊まり勤務中はもしもの時に備えて、飲み終えた『ペットボトル』を捨てずに取っておきます
そのままだと汚いので『凝固剤』を合わせて使えば、ゼリー状になり、300ccの水分を吸収することが可能です!
まとめ
今回は『新幹線運転士のトイレ事情』について紹介しました!
勤務中は基本的に自分のタイミングでトイレに行けないことが多いため、乗務前の予防や、もしもの時に備えてトイレグッズを準備しています
これからも、新幹線運転士の『裏話』など紹介していきますので、是非ご覧ください!