鉄道職員が使う『絶対に起きられる目覚まし装置』とは?

起床装置

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新幹線運転士に限らず、鉄道会社で勤務している上で絶対に起こしてはいけないミスの一つとして『寝坊』があります

目覚まし時計

駅員が早朝に駅のシャッターを開け忘れて、始発電車に乗車出来なかったり、運転士が寝坊して電車を遅らせてしまう事象などが度々ニュース等で報じられます。。

誰しもが一度は経験しているためか、同情の声を頂けるのは有り難いのですが、やはりプロとして寝坊をするリスクは少しでもなくしたいと思っています

では、駅員や運転士や車掌が『どうやって確実に時間通り起きるか?』気になったことありませんか?

実は、『ある珍しい装置』を使って起きているのです!

絶対に時間通り仕事をしなくてはいけない新幹線運転士である私も何度か助けられた経験がありますw

なので、今回は各鉄道会社では導入されている『絶対に起きられる目覚まし装置』についてご紹介いたします!





目次

定刻起床装置個人簡易型『SAC-5A型』

起床装置

これが鉄道会社で導入されている起床装置です!

仕組みや使用方法は非常に簡単で、茶色の『空気袋』を敷布団の下に入れ、黒色の『タイマー』で起床時間を入力します

説明書
新光電業株式会社

起床時間になると、緑の『送風機』から空気が袋に送られ、空気袋が膨張と収縮を繰り返して、起床を促してくれます

最大に膨張した時は、カラダが寝ていられないくらい『弓形』になるので、まず起きられない事はありません!

動作状態
新光電業株式会社

起床後、タイマーの停止ボタン『AB両方』を同時押しして送風を停止する事が出来ますが、もし、起床しなかった場合は3分後にタイマーから爆音のブザーが鳴動します

操作方法
新光電業株式会社

停電が発生した場合でも、バックアップとして内蔵バッテリーを利用して起床時刻に6分間アラームを鳴動させます




使用感、購入方法

入社して数え切れないほど使用しましたが、これが動作して起きられなかったことは一度もありません!

しかし、空気袋を膨らまして強制的に姿勢を変える為、寝起きは最悪です。。

個人で所有したい方は、JR東日本『JRE MALL』で購入することも可能です!

※2021年8月時点在庫無しになってました。。

どうしても購入したい方は、メルカリで購入するか製造元の『新光電業株式会社』に問い合わせてみるといいかもしれません

製品自体は非常に高額ですが、どうしても時間通り起きなければならないという人は試してみる価値ありです!

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