初めまして!
某鉄道会社で新幹線運転士をしている会社員です
当ブログでは何度か、指定難病関連の記事を紹介しています
まだ、指定難病や助成金の存在について、よく分からない方は下記のリンクを参照にしてください


今回は、指定難病助成金受給中の方で、場合によっては現在よりも自己負担額を減らす事が出来る可能性があるので、その方法をご紹介いたします

この記事を読んで頂ければ。。
自己負担額を減額出来る制度、条件、申請方法が分かります!
自己負担額に記載の『高額かつ長期』とは何なのか?
指定難病受給者証を交付して、医療費の助成を受け、月々の負担額が減ったとはいえ、高額かつ長期間医療費を負担することは、各家庭によっては厳しい状況を招く恐れがあります
そんな方を、救済する為に『高額かつ長期』という負担額が減額される制度があります

しかし、この制度にはいくつかの条件を満たす必要があります
満たすべき条件
『高額かつ長期』の負担額を満たす条件は以下の通りです
- 上記表の『一般所得I』、『一般所得II』、『上位所得』の方であること
- 指定難病にかかる月ごとの医療費総額について5万円を超える月が、年間6回以上あること
条件を満たし、申請した翌月から、自己負担額が減額となります
確認方法
一つ目の条件である『一般所得I』、『一般所得II』、『上位所得』については、受給者証から確認可能です
※自治体によっては、表記が異なることがあるみたいですので、気になる方は申請した保健所等で確認しましょう
医療費総額が5万円を超えているかは、『自己負担額上限管理票』から確認が可能です
毎回、会計時に提出して病院や薬局に記入してもらっているものです
管理票の赤丸部分の『医療費総額(10割分)』の合計が5万円を超えていて、かつ超えた月が年6回以上あれば、条件を満たしていることになります

申請方法と必要書類
ここで注意すべき点があります!
この制度は、自動で適用される訳ではないので、自己負担額を自分で確認して申請しなくてはいけません!!
なお申請場所、必要書類については、多少異なる場合がありますので、参考程度に。。
詳しくは、受給者証申請を行なったお住まいの保健所に、一度ご確認ください
私の住んでいるところでは、受給者証申請をした保健所での対応でした
必要書類は、『特定医療費(指定難病)支給認定変更申請書』と『自己負担上限額管理票の写し』の2点でした
自己負担上限額管理票の写しは、対象となる(医療費総額5万円を超える)月全てのコピーが必要でした
なお、申請には約2ヶ月程度かかるとのことですが、申請後下がった上限額以上の金額を病院で支払った場合、後日還付請求をすることが可能ですので、こちらも忘れずに申請しましょう!
まとめ
まずは、自分の自己負担額の階層区分、自己負担上限額管理票を確認しましょう
少しでも、治療にかかる自己負担額を減らす事により、精神的な負担も減らすことも大切な事だと思います