初めまして!
某鉄道会社で新幹線運転士をしている会社員です
IgA腎症を発症して、扁桃摘出手術までが完了したので、次のステップ『ステロイドパルス療法』が始まりました
この記事を見ていただければ。。
- ステロイドパルス療法とは何か?
- 療法後の体調、副作用について
わかると思いますので、現在治療中の方、副作用が気になる方は、是非ご覧ください!
ステロイドパルス療法とは?
まずステロイドとは、副腎(両方の腎臓の上端にある臓器)から作られる、副腎皮質ホルモンの一種です
これを薬として使用することにより、体の中の炎症を抑えたり、免疫力抑制したりする作用があります
しかし、副作用も多いので注意が必要です
ステロイドパルス療法とは、ステロイド(ソル・メドロールやメチル・プレドニゾロン)500〜1000mgの点滴注射を3日間×3週間かけて行い、ステロイド内服療法を並行して行います

今のところは、IgA腎症に対して最も効果のある治療法とされています
副作用について
※以下の副作用は、治療する皆さん全員に認められるものではなく、疾患、薬の量、内服期間などにより様々ですので、気になる方は必ず主治医に相談しましょう!
- 易感感染(免疫力低下により、風邪やインフルにかかりやすくなる)
- 骨が脆くなる
- 糖尿病
- 消化性潰瘍
- 血栓症
- 精神症状
- ムーンフェイス(顔のむくみ)
- 肥満
- 動脈硬化、高脂血しょう
- 高血圧症
- 白内障
- 緑内障
- 副腎不全
- ステロイド痤瘡(ニキビ)
- 大腿骨頭壊死
ステロイド点滴注射1クール目終了後、体調や副作用について
先週、ステロイド点滴注射の1クール目(3日間)が終了しましたので、点滴中の体調、副作用について、ご紹介します
点滴1日目
退院後、初来院だったので、扁桃腺手術跡の確認、尿検査、血液検査を行い先生の診察後、ソル・メドロール500mg点滴注射を行いました
所要時間は約1時間半かかり、点滴中は体調の変化は一切ありませんでした(時間かかりますので、暇つぶしグッズは必須です!)
点滴後も、体調には一切変化無しでした
点滴2日目
翌日は、受付後に即点滴開始。初日と同じくソル・メドロール500mg
時間も1時間半かかりました
体調の変化、副作用無し
点滴3日目
受付後、すぐに点滴開始。同じくソル・メドロール500mg点滴注射
3日目は体調、副作用は無しでしたが、翌日早朝から昼くらいまで、軽い倦怠感と顔面が全体的に赤くなり、むくんでいる感じがしました
次の週の点滴まで、ステロイド内服治療も並行して行う為、プレドニン5mg(ステロイド剤)、ネキシウム20mg(胃酸分泌抑制)、バクタ(抗生物質)を処方してもらいました
まとめ
1クール目は、特に目立った副作用がなかったので安心しました
しかし、個人差はあると思いますので、参考までに。。
費用については、今月、指定難病助成金制度で上限まで支払ったので、自己負担は0円でした
これから約1年かけて、点滴と内服による治療が続くので、助成金をしっかり利用して治療を続けていきたいと思います

