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今年も、のこすところあと1ヶ月となり、今年申し込み分の『ふるさと納税』の締め切りも近づいてきました!
ふるさと納税は非常にお得な制度ですので、まだやったことの無い方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ふるさと納税をするのであれば、楽天ポイントが貯まる『楽天市場』がオススメです!
『楽天市場でのふるさと納税のやり方』ついて過去記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください!
【初心者必見!楽天市場でワンストップ特例制度を使った『ふるさと納税』の始め方】
何度かふるさと納税をしたことある方は、申請中に『失敗』された経験ありませんか?
今回は、ふるさと納税でやりがちな『4つの失敗』と『対処方法』について解説していきます!
ワンストップ特例制度で、間違えて『5つ以上の自治体』に寄付してしまった
ふるさと納税を簡単に利用出来る、ワンストップ特例制度は寄付を行う自治体が『5つ以内の自治体』と決められています

※ちなみに、同じ自治体への寄付は複数回行なっても、カウントは『1つ』となります!
もし、間違えて『5つ以上の自治体』に寄付の申し込みをした場合、すべての自治体へ行なった寄付が無効になってしまいます!
気づかずにそのままにしておくと、翌年の住民税の控除を受けることが出来なくなってしまいます!
寄付先によっては、返礼品が申し込みから時間が経ってから到着することがあるため、気づかずに申し込んでしまうことがありますので、ご注意ください!
- 申し込み段階で、寄付先の自治体数を把握しておく
- キャンセルが可能な場合もあるので、『お使いのふるさと納税サイト』または『直接自治体に問い合わせる』
- キャンセルできない場合は、確定申告する
私自身過去に一度間違えて、6自治体に申し込んでしまいましたが、直接自治体に問い合わせて『キャンセル』することが出来ました!
ですが、自治体の手続きの関係上、時間が経つとキャンセルできないこともありますので、気がついたら早めに連絡しましょう!
ワンストップ特例申請書の出し忘れ
ワンストップ特例制度は寄付の申し込み後、自治体から『令和○年寄付分市町村民税道府県民税寄付金税額控除に係る申告特例申請書』が送付されます

申告書は、必要事項の記入と本人確認書類のコピーを添付し、寄付先の自治体に返送してワンストップ特例申請が完了となります!
つまり、この申請書を提出し忘れると、翌年の住民税の控除を受けることが出来なくなってしまいます!
- 申請書の到着を確認したら、後回しにせず、すぐに返送する
- 提出期限(翌年の1月10日必着)に間に合わない場合は、確定申告する
書類は、基本的に『チェックを2箇所』と『氏名やマイナンバーカード番号』を記入する程度で済むので、到着したらすぐ返送しましょう!
もし、申請書を紛失してしまった場合、ふるさと納税サイトによっては申請書をダウンロードすることも可能です!
【楽天市場『ふるさと納税ワンストップ特例申請書ダウンロード』】
【ふるさとチョイス『ふるさと納税ワンストップ特例申請書ダウンロード』】
【さとふる『ふるさと納税ワンストップ特例申請書ダウンロード』】
ワンストップ特例申請書の提出期限に間に合わなかった
ワンストップ特例申請書の期限は、寄付した翌年1月10日に自治体に到着(必着)と決められています!
2021年分のワンストップ特例申請書の期限は『2022年1月10日必着』
もちろん、間に合わない場合、翌年の住民税の控除を受けることが出来なくなってしまいます!
申請書の返送を後回しにしたり、年末ギリギリに寄付をすると申請書の到着が遅くなり、期限に間に合わないことがありますので、ご注意ください!
- 申請書の到着を確認したら、後回しにせず、すぐに返送する
- 寄付の申し込みは早めにしておく
- 間に合わなかった場合は、確定申告をする
ワンストップ特例制度の利用後、医療費控除や配当金控除などで『確定申告』をしてしまった
ケガ、病気、歯の治療等で医療費が高額になった場合、『確定申告』することで医療費の一部を控除できる『医療費控除』、株式投資で配当金を得た場合に『確定申告』することで一部を控除できる『配当控除』を受けることができます
他にも、家を購入したときの住宅ローン税額控除など、上記以外の理由で『確定申告』をした場合、すでにワンストップ特例申請書を提出をしていても『すべて無効』になり、翌年の住民税の控除を受けることが出来なくなってしまいます!
- 確定申告時に、ふるさと納税した分の『寄附金控除』を入力する
過去記事で、確定申告の『寄附金控除』の入力方法について紹介していますので、参考にしてみて下さい!
結論:ワンストップ特例申請より『確定申告』の方が簡単!
今回は、ふるさと納税でやりがちな『4つの失敗』と『対処方法』について解説しました
結論を申しますと、『ワンストップ特例申請をせずに、確定申告する』ことが個人的にオススメです!
今回のような失敗に途中で気が付いて、対処出来ればいいですが、間に合わない場合はいずれにしても、最終的には『確定申告』するしか方法は残されていません!
ワンストップ申請書は自治体ごとに、書類の記入や本人確認書類の提出が必要なため、毎回申請するのは非常に面倒です!
しかも、確定申告の締め切りは、寄付した翌年の2月16日〜3月15日までと、ワンストップ特例制度と比べて提出期限が長いため、ゆっくりと返礼品を選ぶことが出来ます!
確定申告することで以下のメリットがあります!
- 将来、確定申告が必要な場面に遭遇した時、経験が活きる
- 税に対する意識が高まり、節税に意欲的になる
マイホームを購入した際の『住宅ローン控除』、高額な医療費を支払った時に行なう『医療費控除』、株式投資で得た配当金の一部返還できる『配当控除』など、これからの人生で何らかの理由で確定申告をしなければいけない時があるので、早めに確定申告の経験をしておけば対処しやすくなります!
さらに、確定申告をする際に、自分がどれくらい知らないうちに税金を支払っているのかが、目に見えてわかるため、確実に『税に対する意識』が変化します
基本的に、自分から確定申告するなどアクションを起こさない限り、節税を達成することは出来ません!
認められている節税対策を積極的に行なうことは、資産形成においても非常に重要なことです!