『健康保険限度額適用認定証』の交付方法を解説!

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健康保険の制度の中に、入院や怪我で自己負担限度額を超えた分に関しては、後から申請すれば払い戻される『高額療養費制度』というものがあります

しかし、高額な医療費を一時的に負担しなくてはいけないデメリットがあります。。

そんな時に役に立つのが、『健康保険限度額認定証』です!

あらかじめ医療費が高額になりそうなだと分かる場合、健康保険限度額認定証を発行しておくことで、支払い時に提示することで、自己負担額のみとなります

私自身も来月末、妻が入院することになったので勤め先の協会けんぽを使い『健康保険限度額認定証』の申請、交付をしてみました

これによって、一時的ではあるものの、高額な医療費という大きな出費を減らすメリットがあります!

今回は『健康保険限度額認定証とは』『申請、交付方法について』紹介します!

この記事を読むと、次のことが分かります

  • 『健康保険限度額認定証』とは?
  • 『健康保険限度額認定証』の申請、交付方法
目次

『健康保険限度額認定証』とは?

健康保険証を持っている方は、医療機関での治療で高額な医療費を支払った場合、後から申請することで所得に応じて決められた自己負担額を超えた額について後ほど払い戻される『高額療養費制度』があります

自己負担額計算式
自己負担額計算式

例:35歳会社員、所得区分ウ、総医療費『100万円』だったとき

窓口で支払った医療費(3割)『30万円』を支払い、後ほど高額療養費の申請することで、『21万2,570円』が払い戻され、『8万7,430円』が自己負担額となります

80,100円+(1,000,000-267,000円)×1%=8万7,430円

しかし、後から自己負担額を超えた分が払い戻されるとはいえ、一時的には高額な医療費を負担しなけらばいけないので、家計を圧迫する恐れがあります。。

それを防ぐために、あらかじめ『健康保険限度額認定証』を交付しておけば、保険証と併せて提示すると、窓口での支払いが自己負担額(上記の表に応じた額)までになります

なので、高額療養費の申請をする必要もありません!

『健康保険限度額認定証』の申請、交付方法

申請方法は『保険証の種類』によって異なります

また、いずれも申請から交付されるまでに、数日〜1週間程度かかりますので、早めの申請を心がけましょう!

国民健康保の場合

健康保険証

お住まいの地区町村の『国民健康保険の窓口』にて必要書類を準備の上、申請をします





協会けんぽの場合

健康保険証

保険証に『全国健康保険協会〇〇支部』と記載されている方は、各都道府県支部で申請をします

申請書類をこちらからダウンロードし、『申請書類』と『本人確認書類(マイナンバー等)の写し』を郵送します

私の妻も協会けんぽでしたが、申請してから1週間程度で健康保険限度額認定証が郵送されてきました

限度額認定証





組合健保の場合

保険証に『〇〇健康保険組合』と記載されている方は、企業や事業所の健康保険組合が窓口になります

各組合で、申請方法や必要書類も異なりますので、職場の担当者に連絡しましょう!

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