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年金2000万円問題から、将来の老後資金に不安を覚えた方いると思います
なので、本日は当社でも実施している企業型確定拠出年金について紹介したいと思います
企業型DC(企業型確定拠出年金)とは?
まず、日本の年金制度は「三階建て」と呼ばれていて。。
一階部分は20歳以上全国民が加入する国民年金
二階部分は、民間企業のサラリーマン、公務員等が加入している厚生年金、自営業やフリーランスが加入している国民年金基金
三階部分として、従業員を対象として企業が独自に運営する企業年金制度があります
また、確定拠出年金は個人型と企業型の2種類があり、企業型確定拠出年金の掛金は企業が拠出し、従業員が投資商品を選択して運用を行い、個人型(ideco)は自分で掛け金を決定、拠出し運用を行います
メリットとデメリット
メリット:税金の優遇措置がある事
会社が拠出した金額は、個人の所得とみなされないので非課税となります
給与を減額して、1万円を企業型拠出年金として積み立てるとき。。
積立前、給与が31万円のとき、積立時は30万円に減額となり、1万円拠出されます
その時の税負担額は、30万円に対して税金がかかるので積立前に比べ負担が少なくなります
もう一つは、運用益に対して非課税になる事です
通常は20%(所得税15%、住民税5%)が課税されるが、確定拠出年金はこれが課税されません
最後に、受け取り時の税軽減がある事です
受取方法には「一時金」と「年金」の2種類があり、一時金で受け取る際は、退職所得控除が利用でき、1500万円まで非課税で受け取り可能です
年金(分割)で受け取るときは、公的年金と合算して公的年金等控除の対象となるので、受取時の年齢の所得に応じて、税制優遇が受けられます
デメリット:運用リスク、60歳まで資金拘束、運営管理会社の選択不可
あくまでも、投資であるので運用成績によっては将来の給付額が減るリスクもあります
また、一定条件を満たさない限り、脱退や資金の取り崩しができないので、無理のない範囲で積立を
する必要があります
運営会社も選択できないので、自分の選択したい運用商品がないこともあります
私の保有商品と選定理由
現在、私が保有している商品は以下の3つです
- 三井住友DC外国株式インデックスファンド
- DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)
- DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)
選定理由は信託報酬の安さ(0.15〜0.17%)だった事です
長期保有が絶対なので、コストがかかってしまう事は絶対に避けなければなりません
また、非課税で運用できるのに運用益のほぼ無い元本確保型の預金商品を選ぶのはもったいないので、やめた方がいいと思います
運用商品の選定ポイント
信託報酬のコストが低いもの(0.15%あたりを目安に)
60歳までの長期保有が前提ですので、無駄な手数料を払うのは避けましょう
商品によっては1〜2%の信託報酬がかかるのものがありますので、ご注意ください!!
投資対象の確認
国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、不動産と様々です
例えば、国内株式、外国株式と債券を両方保有でリスクを下げて運用可能です
初めての方には、バランス型と呼ばれる複数投資対象にバランス良く投資してくれる物もあるので、オススメです!
運用方針の確認
インデックス型とアクティブ型があり、インデックス型はTOPIXなどの指数の動きに連動して運用していく手法で、大きなリターンは見込めませんが大きなリスクを伴う可能性も低くなります
対して、アクティブ型はその指数よりも高い成績を狙う手法なので、大きなリターンを見込めるがその分リスクも発生します
商品の詳細に運用レポートがあるので、チェックしてみてください
最後に
企業型DC、積立NISA、ふるさと納税などの節税効果の高いものは積極的に行うことが、資産形成の手助けになるので、欠かさず行うべきだと思います
私自身、こうゆうことを通じて税金について学ぶ機会が増えました