世間では『キャンプブーム』の真っ最中なので、アウトドア専門店はもちろん、100均やホームセンターでもキャンプ用品が豊富に取り扱われています!
キャンプを、より楽しむためには『キャンプ用品の自作』が非常にオススメです!
市販のキャンプグッズでも充分楽しめますが、キャンプグッズを自作することで道具に愛着が湧き、長く大切に使おうという気持ちになり、より深くキャンプを楽しむことが出来ます。
今回、紹介するのは『自作カーボンフェルトアルコールストーブ』です!

アルコールストーブは、メーカーで購入すると1500円前後するのですが、自作すると700円程度と半額で作れます!
自作カーボンフェルトアルコールストーブの材料一覧
100均の『セリア』で販売している『アルミ製固形燃料カップ』

100均の『セリア』のキャンプコーナで販売しています!
本来は、旅館の鍋料理を加熱するために使う『水色の固形燃料』を入れるためのアルミカップです。
サイズは『直径約6cm×高さ約3cm』と、コンパクトで手のひらに収まるサイズ感です。
底面には3つの脚が付いて、地面から離れているので、床に熱が伝わりにくい構造になっています。
100均の『セリア』では他にも、クオリティの高いキャンプグッズが取り扱われているので、気になる方は過去記事をご覧ください!

『耐火カーボンフェルト』

『耐火カーボンフェルト』は、特殊なアクリル繊維を原料としているので、耐熱性と耐炎性に優れ、炎に近づけても燃焼しづらいので、工場の溶接現場などで使われています!
大型ホームセンターなどにもありますが、『Amazon』や『楽天市場』などでサイズ別に販売しています!
燃料用アルコール

昔、理科の実験に使った『アルコールランプ』の中身です。
『燃料用アルコール』はホームセンターでも販売していますが、お近くに無い場合は『Amazon』や『楽天市場』でも購入可能です!
100均の『DAISO』で販売している『五徳(ごとく)』


100円均一のDAISOのキャンプコーナーにある『五徳』あると、自作カーボンフェルトアルコールストーブが、さらに便利に使えます!
3枚の薄い鉄板を組み合わせることで、五徳に早変わり!
携帯性にも優れているので、見つけたら購入することをオススメします!
自作カーボンフェルトアルコールストーブの作り方
それを『3本』用意



自作アルコールストーブの使い方
『燃料用アルコール』を適量(約35ml)をカーボンフェルトに染み込ませます

フェルトがしっかりアルコールを含んでいるため、横にしても溢れることが無いので、テーブルに倒しても安全です!
※アルコールを入れすぎると、含み切れず溢れてしまいますので、ご注意ください!

100均のダイソーで売っている五徳との相性は抜群で、水もしっかり沸騰するほど充分な火力があり、燃焼時間も15分以上(アルコール30mlの場合)あるので、調理にも申し分ありません!


本体のサイズは『高さ約3cm、重量50g』と軽量なので、メスティンの中に入れて持ち運ぶ事も出来ます

メスティンはキャンプ以外にも使えるので、1つ持っておくと非常に便利です!


燃焼の仕組みと構造

仕組みと構造を解説すると。。
- カーボンフェルトに染み込んだアルコールが気化。
- 気化したアルコールに引火。
- 燃焼する。
耐火カーボンフェルトは熱に強い性質があるため、フェルト自体が燃えることが無いので、繰り返し使用することが可能です!
実際のキャンプでの使用例
実際に、自作カーボンフェルトアルコールストーブをキャンプで使うと想定した場合、次のような使い方があります!
- お湯を沸かす
- 茹でる
- ご飯を炊く
- 簡単な炒め物
- 保温
自作カーボンフェルトアルコールストーブは本体があまり大きくないので、バーナーのような高い火力を出すことが出来ません。。
『弱火〜中火』くらいの、安定した火力を必要とする調理に適しています!
『携帯性に優れている』など様々なメリットがあります!
『アルコールストーブ』には次のようなメリットがあります!
- 軽量・コンパクト
- 料理の幅が広がる。
- 燃料費が安く、経済的。
- 故障のリスクが無い。
- 設営の手間がほぼ掛からない。
- 後始末が楽。
- 使用中でも静か。
最低限の持ち物しか持たないようなキャンプスタイルを目指している方には、軽量でコンパクトなアルコールストーブが適しています。
バーナーはガス噴出部分の目詰まりなどの故障のリスクがありますが、アルコールストーブはシンプルな構造なので故障の心配は、ほぼありません!
バーナーは火力が高い反面、燃焼中は轟音が響くため、夜間や早朝など静かな時間帯は気を使います。。
ですが、アルコールストーブは無音で燃焼するので雰囲気を楽しみたい時に最適です!

燃料である『アルコール』の取扱いの注意点
アルコールの性質を踏まえて、取扱いの注意点をまとめてました!
- 完全燃焼しやすく、炎が青くなり、明るい場所だと炎が見づらくなり『ヤケド』の危険性がある。
- こぼしてしまうと、瞬く間に燃え広がるので、『テント内での使用』は絶対にしない事。
- アルコールは気化しやすいので、保管は『密閉容器』で保管する。
まとめ
『自作』することで、道具に愛着が湧きキャンプがより楽しくなります!
軽量・コンパクトで持ち運び調理の際、バーナーと併用して使う事で、料理の幅も広がります!
自作アルコールストーブと『相性の良いキャンプグッズ』も紹介していますので、ぜひご覧ください!

